この前の日曜日は『夜は短し歩けよ乙女』を池袋に見に行った。後半部分の主人公(?)の男が風邪で寝込んでいた時の心情描写が印象的であった。結局のところ想像でしかないが、大学受験で燃え尽きてしまった男の考えがよく表現できていたように思える。前半部分で印象に残っているのは文化祭のクライマックスのミュージカルかな。

 

月曜はN先生にお話を聞きに行った。やはり高エネルギー物理は以前の黄金期に比べるとやや勢いが落ちていることは否めないようだ。QCDを例にとっても、今は割と厳密な計算結果が求められている(パイオンの励起エネルギーだとか中性子星状態方程式など)らしい。特にQCDへの応用としてのAdS/CFT対応は面白いことには面白いらしいが、latticeの方が精度が出るのでかなり分が悪いようだ。場の理論の面白そうな性質を適当に見られればいいな、くらいにしかまだやりたいことがないので、なかなか研究内容を決めるのは難しい。N先生はとても親身に相談に乗ってくれて、大変好感が持てた。好きなことをやるのが一番だとも言われた。

 

今日は教養時代のクラスで卒業アルバムの写真を撮った。数年前のコミュニティへの帰属意識が極端に薄くなってしまう僕らしく、友人以外とは話す気にもならなかった。

 

当たり前であるが、生き残るためには一芸を極めた上で広い観点を持たなければならない。それなりに興味は広いつもりだが、極めるべき一芸はなんだろう。